白紙委任状と印鑑証明書を渡す危険性

あなたが委任状を友人のAさんに渡す、ということ、それもあなたの印鑑証明書と一緒に渡すということはどういうことを意味するのか、良く考える必要があります。
委任状というのはあなたがAに何かを任せたことを意味する書類です。あなたが署名捺印するのが普通で、この委任状があればAはあなたの代わりに委任状に書かれていることを任されているのだ、ということになり、Aがやったことはあなたがやったのと同じことになります。そしてあなたはAがやったことで、権利を得ることにもなりますが、責任を負うことにもなります。
印鑑証明書を添えるということですから、委任状には実印を押すことになり、実印が押された委任状は、なおさらあなたがAに委任状に書かれたことを任せているのだ、Aは委任状に書かれていることをあなたのためにやっているのだということを、はっきりさせることになります。
このように、委任状というのはAのやったことはあなたがやったこととおなじだということを認めさせる力があるのです。委任状に書かれている内容によって、Aがあなたから任されている事項が決まってくるのが基本ですから、委任状に書かれている事柄の結果について、あなたは責任を負わなければなりません。白紙委任状を渡すということは、そこにそんな内容が書かれているかわからない、内容をあなたがコントロールできないということなのです。つまり白紙委任状を渡すということは最終的にどんなリスクを負うか、対策の立てようがないということなのです。
白紙委任状を差し出すことで、多額の債務を負うことになれば、自己破産によるデメリットを負ってしまうリスクすらあることを認識し、白紙委任状を渡さない、ということ以外に対策がないことを認識しましょう。

実印・印鑑証明書を使用することの注意点

「実印」とは印鑑登録をした印のことをいいます。そして印鑑証明書は印とその人の住所、氏名、生年月日などが記載されたもので「この印はこの人の登録した印で間違いありません」という市区町村長の証明書です。
従って、実印が押された文書があり、印鑑証明書が添えられていれば、その人が実印の押された書類に記載された内容を了解したということになります。
金融機関がお金を貸す際に借主に実印を押させて印鑑証明書を要求するのは金銭の授受を含め、借主との間で金銭消費貸借契約が成立したことについて後日トラブルがないように確実にしておきたいということです。
逆に言えば、実印を押して印鑑証明書を提出したならば、後で「自分は中身をちゃんと見ていない」「自分は同意していなかった」などといった文句をつけることは非常に困難になります。実印を押したり、印鑑証明書を提出する場合には、その書類の中身をよく読んで、十分に納得してからにしないといけません。しばしば、「時間がないから」ということで捺印を急がされることがありますが、疑問となる部分があるなら、きちんと説明を求め、納得いかない場合は持ち帰るといったことも考えるようにしましょう。

金銭消費貸借契約を公正証書にするメリット

公正証書とは公証人が作成する公の文書のことです。金銭消費貸借契約書も公正証書にすることができます。公証人は全国各地の公証役場で仕事をしていますので、最寄りの公証役場で作ってもらえばよいですが、どこの公証役場で無くてはならない、ということはありません。

金銭消費貸借契約書を公正証書にするには、貸金が100万円以下なら5000円、100万円を超え200万円以下なら7000円、200万円を超え500万円以下なら1万1000円といったように貸金の額によって決まります。

お金を貸して、借主が期限通り返してくれない場合に、借主に十分な預金や不動産があってもそれを貸主が勝手に取り立てることはできず、裁判所で支払いを命ずる判決をもらって、それから強制執行をすることになります。

金銭消費貸借契約書を公正証書にする最大のメリットは約束通り返済がなされない場合に強制執行を受けても異存ありませんという文書(強制執行認諾文書)が入っていると、裁判所の判決をもらわなくても、いきなり強制執行ができるのです。裁判で判決をもらうためには費用も手数をかかりますが、公正証書が判決の代わりになるのです。

 

収入印紙を貼ってない金銭消費貸借契約書は有効?

知人にお金を150万円貸して、金利や返済期間についても記載した契約書を作って、双方署名捺印も済ませた契約書があるのですが、収入印紙が貼ってありません。このような金銭消費貸借契約書は有効なのでしょうか。 “収入印紙を貼ってない金銭消費貸借契約書は有効?”の続きを読む

美肌をつくるために ポジティブに鏡を見る

肌を大切にする意識を常に保って、肌のケアをしている人は共通して
「鏡を見るのが楽しみになる」
と感じています。

自分は絶対にキレイになっているんだ、と信じて、ポジティブに鏡を
見ることはとても大切なことなのです。心のありかたが、肌へダイレクトに
影響するのです。
“美肌をつくるために ポジティブに鏡を見る”の続きを読む

紫外線対策、どこまでするかは自分次第

欧米人は年齢が高くてもお肌を露出するし、その手足には無数のシミがあります。それは彼らにとって太陽の下でバカンスをエンジョイしたことの象徴なのだそうで、そう思ってみればシミが悪いとも、見苦しいとも思われませんね。
シミだらけの手にゴージャスな指輪をした欧米人の女性をよく見かけるのですが、ああいう貫禄のあるおばさんになりたいものです。みっともなく見えないためには、内側からにじみ出る風格が必要なのかもしれません。堂々としている人は周りからも否定されにくいものです。 “紫外線対策、どこまでするかは自分次第”の続きを読む

国勢調査の結果から見た、我が国の晩婚化の状況

国勢調査の結果からみた、我が国の「未婚化」の状況をみてみますと、昭和25年から55年頃の戦後の「昭和の時代」において20歳から34歳での男性の未婚率は約50%、女性の未婚率は約33%でおおむね一定の割合で推移していました。ところが、昭和50年代の後半、日本がバブル経済に入りはじめた頃でしょうか、この頃から現在に至るまでずっとこの未婚率は上昇を続けています。 “国勢調査の結果から見た、我が国の晩婚化の状況”の続きを読む

装置産業の再編統合のカギは「システム」

クレジットカード業務は数百万もの会員に対して決済代行や貸付を行なうので、業務効率を高めるためには高度なシステム構築は不可欠です。金融業界で最も装置産業化したのがこのクレジットカード業界である、といえるでしょう。
クレジットカードは利用されなければクレジットカード会社には何の利益ももたらしてはくれません。年会費無料のカードが多い現状では、クレジットカードの稼働率向上はどの会社にとっても最優先課題となっています。近年ではITを活用して利用者の購買行動をデータベース化し、カードの利用率を高めるためのシステム構築に力を注いでいます。
例えば、パソコンをクレジットカード決済で購入すると、クレジットカード会社からパソコン雑誌やデジタルカメラの購入を勧めるダイレクトメールが届くことがあります。購入された消費に関連する別の商品を推奨することで、カードのさらなる利用を促進していこうという作戦です。これは「クロスセル」と呼ばれる販売手法のひとつですが、業務のIT化なしには実現できないセールス手法であると言えるでしょう。